大工が作るキッチン (2007/下川井OMソーラーの家)
キッチンを大工工事で作っています。
木製のキャビネットを作り、この上にステンレス製のカウンターを載せます。
カウンターのステンレスの厚さは1mmで業務用のものと同じ、
一般の既製品にはこの厚みのステンレスを使用したものはほとんどありません。
厚さが違うと作業するときの使用感や耐久性がかなり違います。
キッチンの奥行きは75cmで一般的な既製品より10cm広く、
シンクとコンロそれぞれの外側にちょっとしたスペースがあり、
LDと対面になるところもキッチン側と一体のステンレスで作ります。
素材の厚さ、カウンターの奥行きや長さ、シンクやコンロの配置、
カウンターの高さやその他細かい寸法や納まりなど、
ちょっとした違いでも、使い勝手はかなり変わります。
既製品のキッチンは一見便利そうな装備満載で至れり尽くせりのようなのですが、
どこか痒い所に手が届いていないように思います。
丁寧に設計して作ったキッチンは既製品にはない使い心地の良さがあります。
カウンターの下には引出しを作ります。
今回、引出しの下は棚板を作り、扉は付けないことにしました。
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コメント
自分たちの考え方を活かした空間をつくるなら、キッチンや洗面台をつくるのは当たり前の事。違う思想でデザインされたものは、空間に不協和音を生みます。最近自分たちでキッチンをつくる工務店が増えてきましたね。工務店の脱ハウスメーカー化が始まったのでしょうか、好ましい傾向です。
使いやすそうなキッチンですね!
投稿 東京町家 | 2007.07.20 22:48
東京町屋さん、コメントいただきありがとうございます。
blog、いつも拝見しています。
設計事務所との仕事が多い関係でキッチンも多く作っていますが、
既製品のキッチンも使っています。
こういうものの良さをユーザーに知っていただいた上で、
既製品も含めて比較検討すれば良いと考えています。
至れり尽くせりの誘惑に勝てるデザインを目指します(笑)。
投稿 koreken | 2007.07.21 06:42